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5月29日 日曜、東京にてフォトウォーク を開催します
「生命を夢見て:ウクライナと共に」展開催記念 シンヤBによるフォトウォーク フォトウォークとは写真を撮るのが好きな人がカメラやiPhoneを持って集まって、散歩をしながら写真撮影をするイベントです。フォトウォークの前に、シンヤB構図法 (三色 and/or 三分割) のデモも10分程あります。 シンヤBが所属するテンプル大学に集合し、「生命を夢見て:ウクライナと共に」展を開催中の、Gallery TOM まで散歩をしながら、各自好き勝手に写真を撮影して、SNSなどでシェアしていきます。皆様、ふるってご参加ください。 集合時間: 5月29日 日曜 午後2時集合場所: テンプル大学ジャパンキャンパス 正面入口前 住所: 東京都世田谷区太子堂1-14-29 (https://www.tuj.ac.jp/jp/maps/tokyo ) 参加登録: https://bit.ly/shinyab0529 主催 : アートエイド実行委員会 2時間ほどの散歩の予定ですので、歩きやすい服装と装備でいらしてください。フォトウォーク参加は無料ですが、Gallery TOMで開催中の「生命を夢見て:ウクライナと共に」展は入場料がかかります。当日はアートエイド実行委員会が広報用の写真撮影を行う可能性があります。また、写真はイベント中や終了後、メディアに掲載される場合がありますので、あらかじめご了承ください。天候やパンデミックの状況により中止・変更になる可能性がございます。ソーシャルディスタンスの確保にご協力ください。マスクの着用をお願いいたします。37.5度以上の発熱がある方、風邪の症状(発熱・咳・くしゃみ・喉に痛みなど)がある方はご参加をお控えください。 シンヤB プロフィール: 写真家、アーティスト、ドラマトゥルク。下北沢 (東京) 生まれ。高校時代からアメリカで暮らし始め、30歳でアメリカの大学院を卒業。米国テンプル大学のジャパンキャンパスにアート学科を立ち上げ、現在は、三軒茶屋にある日米グローバルキャンパスにて教壇に立つ。個人展覧会として「Things I see, do away (1999, Gallery Art Space)」 「Our World (2012, 現代ハイツ)」「Afterwords, Me (2013, 現代ハイツ)」「作例 — よくある質問と消えていく写真の言葉 (2022, Place M) などがあり、近年は、審査員と展覧会のキュレーションを担当したRICOH THETA 公式写真展「Beauty is all around 2021」が東京と大阪を巡回した。Adobeフォトことはじめオンライン講座の講師を2019年から務める。-
シンヤB
- 20220524
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写真作法:明るくて暗い — 露出と現像のスタンダードについて (写真講座 No.1)
Adobe 写真関連プロダクトのワークフロー Adobe クラウドストレージ Adobe Sensei、人工知能 (AI) とマシンラーニング (機械学習) をどう考えるか Adobe Sensei の進化が止まらない。人工知能 (AI) とマシンラーニング (機械学習)は、私たちの制作環境を改善し続けていくでしょう。「自動補正/自動設定 (自動現像)」「マスクや切り抜きの自動選択」。Adobe Sensei を自分のワークフローにどのように取り入れていくかがこれからのポイントの一つとなると思います。 Mobile上で、クラウドストレージ上で動くようになってきました。講座では、iPadを使い、iOS の Creative Cloud アプリから、自動で「背景の削除」のデモを行い、クラウドストレージに保存し、デスクトップやWebの Creative Cloud で確認できることを見てもらいました。 Lightroom Classic Lightroom CC の利点:Mobile 版を使い、スーマートフォンやタブレットで作業ができるクラウドストーレジをまったく使わない人にとっては、Lightroom Classic だけでも大丈夫だが、、今後の Adobe Sensei の進化を考えると、Mobile 環境で作業する方が効率が良くなっていくだろうと推測しています。 シーズン 1 では、Lightroom Classic は取り上げていませんでしたが、機会があれば、シーズン 2 では Lightroom Classic の話をしていきたいと思います。 みなさんの写真作品を講座で講評します 申し込み方法は、講座のアーカイブをご覧ください。 明るくて暗い — 露出と現像のスタンダードについて:考え方、ファイル形式 考え方 […]-
シンヤB
- 20220425
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旅をしながらの執筆は可能か / Is it possible to write while traveling?
3月12日にブログに執筆のことを書いたが、19日までに仕上げるつもりの文章が進んでいない。執筆以外の仕事 (大学の授業、そして、グローバルキャンパスの新規プロジェクト、さらに、メーカーさんとのプロジェクトなど) は順調なので、状況は悪くはないのだが、執筆の遅れをここで作らないようにしないとならない。7年ほどまえに執筆をしていたときは、他のプロジェクトもいつも慢性的に遅れ気味で、最後は執筆だけが頓挫してしまったという苦い思い出がある。 いまこの文章をホテルで書いている。今日から2泊で京都にくる予定になっていたので、もともとの予定はキャンセルして、ホテルに半缶詰になって執筆をしてみることにした。そして、ホテルでこうやって作業を始めると、7年前も自分をホテルに缶詰にして執筆していたことを思い出した。あの執筆プロジェクトはたくさんお金が飛んでいくことになったが、いまから考えると、いろいろと勉強になったこともあった。例えば、ホテルに上手く缶詰になる方法など (笑 7年前はなんだかとても苦しかったのだけれど、今回はそうでもない。理由を考えてみると思い当たるのは以下のことだった。 大学で学科の責任者をしていたから。前にも書いたけれど、この三年程、大学にて教授の代表のようなこと (教員評議会の議長) をしなくてはならず、いわゆる面倒なメールをたくさん書いたら英語でメールを書くことが早くなり苦ではなくなった。メールを書くのが早くなったことは時間ということを考えるととても大きい。そして、教授の代表みたいなものはあと2ヶ月ほどで終わる予定。なんだかとても忙しく重い仕事だったので、終わるとどうなるか良く分からないのだが、とりあえず気にしないことにしている。どうなるのかは時間が教えてくれるだろう。ちなみに、昨年にアメリカ本部の教員評議会の理事に就任したので、その仕事は続く予定。リサーチとして関わっているプロジェクトがすべて自分のコンテンツを作る作業になった。これも精神的に楽だ。他の人のコンテンツために時間を使ってしまい自分のコンテンツが出来ないというのは長引くと精神的に苦しくなってくる、というのがいまになると、とても良く分かる。以前よりも自分のことがよく分かっているということもあるのかもしれない。相変わらず「未来は変わらない」と思っているし、執筆の作業をする前に、こんな感じで雑記を書くと、次のフェーズに入りやすく、明日の執筆時間を有効に使うには、今日はお酒を飲まずに寝るのが秘訣、というようなことも分かっている。そして、これを書いていて思ったが、なんだか時間がずいぶんと経って、やっと、本職のはずの「写真」の仕事ができるようになったのは、とても嬉しいことなのだ。なんだか毎日が、あのアメリカの大学で写真を勉強していたときの「ワクワク」と同じなのだ。-
シンヤB
- 20220326
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21世紀の自転車を作っている / Fashioning a 21st century bicycle
There was an article in Scientific American in the early 70s which compared the efficiency of locomotion for various species of things on the planet. In other words, they measured how much energy it took for a bird to get from point a to point b, compared with the energy it took a fish to […]-
シンヤB
- 20220314
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位置について、用意 / On your marks, set
いろいろなことが少しづつ次のフェーズに向かっていて、今日は「よーい、どん」な感じの日となった。三月はまだ助走期間なのだろうが、四月からは全速力になりそうだ。楽しみである。 普段から仕事上たくさん文章を書いているけど、今日からは、さらに落ち着いて、そして改まって書くことになる。こうやってコンピュータに向かい文字を入力していると、周りが静かになってきて、厳粛な気持ちになってくる。このような時間が自分に訪れたことに感謝したい。 さて、書こうとしているものは、一つではないのだが、どれから始めるかを考えていた。 写真についての本の草稿を19日までに仕上げないとならない。姫野さんからいただいている宿題は後二つ。「白黒写真の存在意味」「写真に映り込む無意識とは何であるか」。 今週の火曜日の午後7時から、アドビの写真講座があって、お題目は「デジタル白黒写真のバイブル」。私の頭に入っているデジタル白黒の情報を90分話し続けるという企画。この中で「白黒写真の存在意味」も話すので、それを文章に起こせば良いのだろうと考えている。 「写真に映り込む無意識」は書き始めたので、そこからピックアップすれば着陸するのではないかと思う。無意識について書けそうになってきたのは、私の中で、心、マインド、メンタル、意識、無意識、潜在意識、表面 (顕在) 意識、瞑想などの関係がふに落ちるようになってきたからかもしれない。 スティーブン・ショアさんは「写真の本質」という本の中で、「物理的」「描画的」「精神的」「精神構造」と章立てて写真の本質を説明しているが、これは、「容器」「顕在的」「潜在的」「意識 (瞑想)」と置き換えれば、自分の言葉で、私にとっての写真の本質を書けるのではないかと考えるようになった。ショアさんの本に出会って24年経つが、ぜんたいを理解するまでに時間がかかった。彼が書く「精神構造」の章に私が傾倒してしまい他の章が疎かになってしまったからと思われる。 他の章については読んだときに「それは知っている」と思ったから「精神構造」に傾倒してしまったが、しかし他の章についても知ってはいたが、それはじつはまったく分かっていなかったことと同じだったと、いまさらながら気づいたわけなのである。どういうことかと言うと、そこに書いてあることは理解したが、何故に彼がそれをそこに書いたか分からなかったわけだ。これは、そのまま「描画的」「精神的」の構造と同じなのだから気づけてよかったが、しかし時間がかかった。ショアさんは「写真の本質」を51歳で出版したので。いまの私の年齢とそんなに離れていないから。時間がかかることだったと考えるようにしたいと思う。 次に書き始める (たぶん並行的に始める) のは、日本の大学とアメリカの大学の制度と文化の違いについて。昨年に、近い先生方と、グローバル学術研究会というのを始めて、幹事を努めている。これまでに5回会合が開かれいろいろと理解が深まった、そして、どちらの制度と文化が良い悪いということではなく、違いを認識できると何をしていけるかが頭の中で具体的になってきたので、書き出しておきたいと思っている。大学の認可 (認定) プロセスが形作る教育文化について、私が何かを語れる日がくるとはという気持ちだが、そういう意味合いのことをしていかなければならない位置に立っているようだ。 来年から本格的に日本の大学とアメリカの大学の合同授業を受け持っことになり、その準備のためにも書き始めている。シラバスも書いてあるし、下調べも終わっているので、授業の準備として文章を書いるのだが、これも楽しみだ。内容だが、以前から授業をしたいと思っていたアジア研究・一般教養の枠のなかで「写真」の授業をする。「写真の理論と実践:日米の写真文化について」というタイトルをつけてみた。前期と後期と同じ授業を二回受け持つが、前期は日本語、後期は英語で教えることにした。学生が言語を選べるようにしてみたのだ。これもどんな結果になるのか楽しみだ。 さて、「位置について、用意」。-
シンヤB
- 20220314
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3.11.22
Today / 今日 3.11だがウクライナのことを考えていた。 昨日のポストにいろいろと反応をいただけて嬉しい。意見交換をするのは重要なのだなと思う。 ここのところ早朝からのアメリカとの会議が続いているが、メールもたくさん書いたので、少し解放されるのかもしれない。四月からシーズン2を迎えるアドビ写真講座の準備は続くが、こちらもいろいろと楽しみだ。 アメリカの大学の授業も順調。コロナの経験を踏まえて書き直したシラバスが機能しているようだ。学生達も優秀で、凄く楽しいクラスになっている。 少し暖かくなった東京の金曜は静か。 Today 3.11.22 by Shinya B / Elmarit 90-
シンヤB
- 20220311
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Leica デジタル
3.10.22
気になっていてここのところ戦争のニュースばかりを見ていた。戦争の映像ばかり見ていると気分がどんどんと滅入ってくることに気づく。睡眠にも影響がある気がする。そろそろ気をつけた方がいいのだろうと思う。 ここのところなかなか疲れが抜けないでいる。少し休んだ方がいいのかもしれないと思いつつ、ウクライナの国民の人々になにかできないかとも思う。戦争に巻き込まれている国民はかわいそうだ。自分の身に同じことが起こったらどうなるだろうかとも考える。 仕事上のことなので、まだ詳しく書けないが、新しいライカのカメラが届いた。レンジファインダーのデジタルである。慣れるために、28mm > 50 mm > 90 mm と1~2日のサイクルで付け替えて撮影している。 ふと、Todayというテーマで、いまの情勢に気持ちを寄せつつスティルライフな写真を撮ったらいいのではないかと思いついたので撮ってみた。 Today. Summicron 50mm.-
シンヤB
- 20220310
- Leica デジタル
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Measuring / 計量 001
1月の連休も終わったので、2月からの「体重を落とす」「自炊」「断捨離」の準備に入ろうとしている。 まずは、朝、ご飯を自分で作ってみたのでこのエントリーを書き始めた。 体重を落とすだが、愛方さんからの助言もあり主治医的なE先生に2月から体重を落とそうと思っているがどのように進めればいいか聞いてみた。3つアドバイスをもらった。 食事と運動を同時に少しづつ前に進める。一度にどちらかを大きく進めると維持できないことが多いとのこと。食事制限は体力も落としてしまうので無理がある。急激な運動も体に負担になるので無理がある。食事としては、ブロッコリーを食事の前に食べる。あとは普段通りで様子をみる。ヨガに行かない日は5分〜10分くらいの簡単な運動をするようにして様子をみる。 E先生も痩せたいそうで。一緒に痩せようと言われた。 パンを事前にトーストしたいと思った。今回はオーブンに入れただけ。それいがいはどれも問題なく美味しかった。ブロッコリーは鍋に1センチ水を入れ塩を小さじ1/3入れて4分蒸した。ブロッコリーだがお昼もお腹が空かなかった。 体重も計量した。93.4kg。90%となると84kgとなる。 計量のエントリーは「noindex」として書くことにした。 追記: 写真を白黒にしてみた。次回の撮影はライティングした方がいいと思える。英語のタイトルをWeighting から Measuring へ。-
シンヤB
- 20220112
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Leica デジタル
ライカM11 と ラルフ・ギブソン — 集合的無意識に、特定の写真がなぜ入っていくのか
ライカからメールがあり1月13日に新しいカメラの発表があるとのことだった。インターネットで検索してみると、Leica M11が発売になるのかもしれないと書いているサイトがいくつもでてきた。 その中に、ラルフ・ギブソンさんのビデオの情報が書いてあった。 私はラルフ・ギブソンさんのファンであるので、さっそく見てみる。 ラルフさんがギターを弾き始め、その演奏の音の中で窓際で静物の撮影が始まり、彼が写真についていろいろと語っていくという趣向のビデオ。ラルフさんファンにはたまらない感じ。タイトルにM11と入っているので、ラルフさんが何気なくライカM11を使っている様子も伺える。バックのギターの音楽もラルフさんが弾いているようだ。 彼が写真と無意識について話していたので、どんなことを話しているのか書き起こしてみることにした。 I know for the longest time that writing with lights requires the most delicate instrument. The real reason I have stayed with the rangefinder Leica for so many years… is because early on I realized this camera was capable of doing anything I was capable of asking it to […]-
シンヤB
- 20220106
- Leica デジタル
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写真術 基礎編
シンヤB写真展「作例」– よくある質問と、消えていく写真の言葉
アメリカの大学で写真の授業を25年ほど受け持ってきました、授業はすべて英語です。そんな私にカリフォルニア州サンノゼに本社がある大手ソフトウェア会社から、オンライン写真講座を日本語で受け持ってみないかとお誘いがありました。オンラインで教えたこともなければ、「日本語」で授業をした経験もほとんどありません。コロナで外出できないという状況になっていくなか、オンラインで日本語の授業という未体験の領域に挑んでみることにしました。おかげさまで講座は続き2年の節目を迎えます。「作例」というタイトルは「また写真の先生みたいな写真を撮ってしまった」と私は自分の撮影する写真がいかにも写真の先生が撮影したような写真で嫌になることからきています。この2年、世界中から寄せられる質問からも多くのことを学びましたので「よくある質問」としてまとめ、日本語で教え「消えていく写真の言葉」に気づくと虚無感に襲われる経験にも触れたいと思います。10章からなる写真についての写真展、ご高覧ください。 シンヤB在廊予定: 1月31日 (月)、2月5日 (土)、2月6日 (日) 会期: 1月31日(月)ー2月6日 (日) 12:00-19:00 会場: Place M 東京都新宿区新宿1-2-11 近代ビル3F シンヤB プロフィール: 写真家、アーティスト、ドラマトゥルク。下北沢 (東京) 生まれ。高校時代からアメリカで暮らし始め、30歳でアメリカの大学院を卒業。米国テンプル大学のジャパンキャンパスにアート学科を立ち上げ、現在は、三軒茶屋にある日米グローバルキャンパスにて教壇に立つ。個人展覧会として「Things I see, do away (1999, Gallery Art Space)」 「Our World (2012, 現代ハイツ)」「Afterwords, Me (2013, 現代ハイツ)」などがあり、近年は、審査員と展覧会のキュレーションを担当したRICOH THETA 公式写真展「Beauty is all around 2021」が東京と大阪を巡回した。Adobeフォトことはじめオンライン講座の講師を2019年から務める。-
シンヤB
- 20220103
- 写真術 基礎編
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Without thinking / 無意識
(あけましておめでとうございます) ファイルを整理していたら、2017年の写真がでてきて、「無意識」を連想したので、ポストしておくことにしました。 この写真は、Leica TL2 にライカ ズミクロンの50mmを装着して「千本ノック」というのをしていたことがあり、その中の一枚です。 無意識を連想したのは、千本ノック、とにかく1000枚写真を撮影するというスタイルで、無意識な撮影に近かったからと思います。 いまみると、三角形の光の中にオイルのシミのようなものがあり、三角形は体を、シミは魂を表しているのではないかと感じました。この写真はいろんな風に見ることができそうです。面白いですね。 この記事を書く前に「千本ノック」についての当時のブログを読んでみましたが、本人にとっては興味深いことが書いてありました。ブログは自分の記録としての意味も大きいですね。昨年はぜんぜん書けなかったので、今年は、週に一本ぐらいは書かなくてはと思う、2022年の1月3日です。-
シンヤB
- 20220103
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Futagotamagawa WordPress Meetup / 久しぶりの対面開催、こんな感じの内容になりました
二子玉川 WordPress Meetup で html の勉強をしました (書きかけの記事です、時間をみてアップデートします) Meetup の過去記事はこちらにまとまっています。 おまけ-
シンヤB
- 20211219
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写真術 基礎編
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写真術 基礎編
シンヤB写真展「作例」– よくある質問と、消えていく写真の言葉
アメリカの大学で写真の授業を25年ほど受け持ってきました、授業はすべて英語です。そんな私にカリフォルニア州サンノゼに本社がある大手ソフトウェア会社から、オンライン写真講座を日本語で受け持ってみないかとお誘いがありました。オンラインで教えたこともなければ、「日本語」で授業をした経験もほとんどありません。コロナで外出できないという状況になっていくなか、オンラインで日本語の授業という未体験の領域に挑んでみることにしました。おかげさまで講座は続き2年の節目を迎えます。「作例」というタイトルは「また写真の先生みたいな写真を撮ってしまった」と私は自分の撮影する写真がいかにも写真の先生が撮影したような写真で嫌になることからきています。この2年、世界中から寄せられる質問からも多くのことを学びましたので「よくある質問」としてまとめ、日本語で教え「消えていく写真の言葉」に気づくと虚無感に襲われる経験にも触れたいと思います。10章からなる写真についての写真展、ご高覧ください。 シンヤB在廊予定: 1月31日 (月)、2月5日 (土)、2月6日 (日) 会期: 1月31日(月)ー2月6日 (日) 12:00-19:00 会場: Place M 東京都新宿区新宿1-2-11 近代ビル3F シンヤB プロフィール: 写真家、アーティスト、ドラマトゥルク。下北沢 (東京) 生まれ。高校時代からアメリカで暮らし始め、30歳でアメリカの大学院を卒業。米国テンプル大学のジャパンキャンパスにアート学科を立ち上げ、現在は、三軒茶屋にある日米グローバルキャンパスにて教壇に立つ。個人展覧会として「Things I see, do away (1999, Gallery Art Space)」 「Our World (2012, 現代ハイツ)」「Afterwords, Me (2013, 現代ハイツ)」などがあり、近年は、審査員と展覧会のキュレーションを担当したRICOH THETA 公式写真展「Beauty is all around 2021」が東京と大阪を巡回した。Adobeフォトことはじめオンライン講座の講師を2019年から務める。-
シンヤB
- 20220103
- 写真術 基礎編
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写真術 基礎編
Adobe Lightroom でRAW現像、Adobe Photoshop でプリントする際のワークフロー
Lightroom「Photoshopで編集」を選ぶPhotoshop 「画像解像度」の設定Photoshop 「プリント」を選ぶカラーマネージメントを設定プリントを設定プリントプリントされた写真を分析し、「調整レイヤー」で調整再度「プリント」-
シンヤB
- 20211110
- 写真術 基礎編
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写真術 基礎編
Adobe Lightroom Desktop Keyboard Shortcuts / アドビ Lightroom Desktop キーボードショートカット
Adobe Photoshop Lightroom Classic ショートカットキーは以下のページにあります。 Lightroom Desktop キーボードショートカットキー 表示ショートカットキー 名前結果・トグルWindowsMac OSグリッド写真/正方形グリッドへ移動GGフォト (写真) 開く/閉じるPP / Tabエディット (編集) 開く/閉じるEEクロップ (切り抜きと回転)開く/閉じるCCヒーリング (修復) ブラシ開く/閉じるHHブラシ開く/閉じるBBリニア (線形) グラデーション開く/閉じるLLレイディアル (円形) グラデーション開く/閉じるRRキーワード開く/閉じるKKインフォメーション (情報)開く/閉じるIIディテール (詳細)選択されている写真を全体で表示DDフルスクリーン選択されている写真をフルスクリーンで表示FFアクティビティ開く/閉じるYYフルスクリーンにするオン/オフCtrl + 右クリック + FCommand + Ctrl + F エディット (編集) パネルで使用するショートカットキー 名前結果・トグルWindowsMac OSヒストグラム表示/非表示Ctrl + 0Command + 0クリッピング表示/非表示JJ元画像表示/非表示\\フィルムストリップ表示/非表示//ホワイトバランス表示/非表示WWズームインCtrl + . (ピリオド)Command + . (ピリオド)アウトCtrl + – (ハイフォン)Command + (ハイフォン)切り替えスペーススペースターゲット調整なしShift + […]-
シンヤB
- 20210406
- 写真術 基礎編
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写真術 基礎編
写真家の為の Adobe Photoshop レイヤー入門 / Adobe Photoshop, Introduction to Layers for Photographers
アドビ Photoshop のレイヤー (層) とは? アドビ Photoshop には、レイヤー (層) と呼ばれる機能があります。この機能を使うと、写真や調整を層状に積み重ねていくことができます。 写真家が Photoshop のレイヤーでできることとして、以下のようなことがあげられます。 二枚の写真を重ねて、上の写真を透過状態にする (不透明度を下げる) ことで、上の写真を下の写真に透かしていくことができます。多重露光の写真と同じような効果をだせます。何も入っていないレイヤー (透明なレイヤー) を足して、その透明な層に色などを描き下にある写真に足していくことができます。レタッチと呼ばれる作業です。調整レイヤーを使い、明るい暗いなどの効果を足すことができます。調整レイヤーは、後から調整値を変えることができますので便利です。ドッチ&バーンなどの効果になります。テキストを入れることができます。コピーライト表示、タイトル、自分の名前など入れることができます。クリッピングマスク編集を使い文字の形に合わせて写真を切り抜くことも可能です。写真にマスクを付けることで、複数の写真を使ったモンタージュが作れます。切り抜きとマスクにつては、「Adobe Photoshop レイヤーのマスクの手引き その1 / Adobe Photoshop, Introduction to Masks, Part 1」のページにまとめてあります。 Photoshop のレイヤーはレイヤーパレットでコントロールします。特徴として、層の順番、上下関係が効果、編集結果に反映します。上の層から順番に表示される仕組みです。パレットの上の層から順番に一つづつ透過されていくイメージを持っていただけると良いかもしれません。透過しないものが途中の層にあると、その下にあるものは見ることができません。 矢印の「+」を押すと新しいレイヤーが足されれます。クリッピングレイヤーで新しいレイヤーを作る際は、このボタンを押して作ります。その左側の「フォルダー」のアイコンを押すとグループするためのフォルダーが足されます。矢印の右側の「ゴミ箱」のアイコンを押すと選択しているレイヤーが消えます。 Adobe Photoshop のレイヤーの特徴についてのまとめ 複数の写真を層として重ねることがでる上の層にある写真を半透明にできる上の層から透過して表示される透過しないものの下にあるものは見ることができないレイヤーマスクを使い、層にマスクを付けられる写真以外の要素も層として重ねることができる、例えば、調整レイヤーやテキストや色グループを作り各層をまとめることができるグループ全体にもレイヤーマスクを使いマスクを付けられる-
シンヤB
- 20210201
- 写真術 基礎編
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写真術 基礎編
Adobe Photoshop レイヤーのマスクの手引き,その1 / Adobe Photoshop, Introduction to Masks, Part 1
レイヤーも情報が多くなってきたので、「写真家の為のレイヤー入門」として、別のページにしました。 アドビ Photoshop 写真家の為のレイヤー入門 / Adobe Photoshop Introduction to Layers レイヤーのマスクでできること マスク名できることクリッピングマスクテキストや楕円形選択ツールなどを使った写真の切り抜きレイヤーマスク写真の部分的な調整ベクトルマスクパスを使った写真の切り抜き選択とマスク人物などの切り抜きアドビ Photoshop のマスクの4つの方向性 レイヤーのマスクの心得 一般的な写真の場合は、マスクに依存しないように注意撮影よりもマスクの作業に時間を使いすぎないようにマスクの作業は簡単なことからワークフローに取り入れていく 撮影の際に露出がうまくいかなかった写真をマスクで修正するのは、非常手段だと思ってください。初級の方は、マスクで修正するよりも、もう一度撮影してみるというような、可能であれば撮影により多く時間を使う方が写真の腕は上がるのではないかと考えています。 逆に、複数の写真をコラージしていくような作品には、マスクを積極的に使っていくと良いと思います。 クリッピングマスクでの写真の切り抜き 下のレイヤーの濃淡は結果に影響せず、あくまでも形に沿って切り抜くだけ下のレイヤーの透明ピクセルの部分がマスクとして機能するテキストで写真を切り抜くこともできる レイヤーマスクを使い部分調整 レイヤーマスク上で黒い部分がマスクとして機能する黒い部分に重なる写真は見えないレイヤーマスクはマスクを簡単に修正できるので、後から調整しやすいPSDファイルにレイヤーマスクを残して保存すると、ファイルサイズが大きくなる ベクトルマスクでの切り抜き レイヤーパネルで、ベクトルマスクを追加するレイヤーを選択レイヤー > ベクトルマスク > 「すべての領域を表示」を選択ペンツールとパス選択ツールを使い、切り抜きたいものをパスでアウトラインする (パスを描くのは難易度が高いので注意が必要)ベクトルは点で線を描いてアウトラインするので、瓶などの切り抜きには向いています 選択とマスクで人物の切り抜きをしコラージを始める-
シンヤB
- 20210201
- 写真術 基礎編
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写真術 基礎編
カメラの露出調整 / Camera Exposure Basics
露出の考え方 カメラは、明るすぎる光も暗すぎる光も苦手です。明るすぎると白っぽい真っ白な写真に暗すぎると黒っぽい真っ黒な写真に。カメラで『アパチャー (絞り)、シャッタースピード、ISO感度』の3つを調整し、明るすぎないよう、暗すぎないように露出を整えます。 露出の図例 A モード (絞り優先モード) であを使い撮影 露出のコツ オート (自動) はカメラが決める露出です。カメラは何を撮影しているか分からないので、写真が暗くなったり明るくなったりします。基本は、重要なハイライトがとばないように、なるべく明るく露出補正で調整し撮影します。暗い写真に仕上げたいときは、Lightroom で現像する際に暗く仕上げます。 オートと補完露出の比較 A モード (絞り優先モード) で露出補正を使い補完 重要なハイライトが飛ばないように撮影し、暗く仕上げた例 露出の美学 意図的に白とび、黒つぶれさせても大丈夫です。白とびしてしまった部分は Lightroom で調整できないことがあり、黒つぶれしてしまった部分は Lightroom で調整するとノイズが目立ってしまったり、調整できないことがあります。そして完全に真っ白になると直せません。 そして、基本は、重要なハイライトがとばないようになるべく明るく撮影することですので、忘れないようにしましょう。 飛んだハイライトが直せない例 右上は真っ白に飛んでしまっています。暗くしても直りません。 横向きの構図の例 真っ白を避けるには、横向きで撮影してみるのも一つの方法です。いかがでしょうか? 露出のブラケット 露出が分からないと思う時は『少し暗い、普通、少し明るい』のように、違う露出の写真を撮影しておき、Lightroomでの現像の際に、適切な一枚を選ぶ方法もあります。違う設定で同じ写真を撮影することを、ブラケット撮影といいます。露出ブラケットを自動で撮影できるカメラもあります。ブラケット、オートブラケッティング機能を使います。-
シンヤB
- 20210120
- 写真術 基礎編
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写真術 基礎編
Lightroom (モバイル版 and PC版) に 一眼デジカメの撮影データを取り込む方法 / How to import DSLR photos to Lightroom (mobile and PC)
Lightroom に一眼デジカメの撮影データを取り込む方法〜Lightroom ワークフロー デジタルカメラで撮影したRawデータは、スマートフォンや PC に取り込んで Lightroom で現像します。 ワークフロー スマートフォン (iPhone) やタブレット (iPad) を使っている人は、Lightroom mobile を使って現像します。現像するにはカメラから撮影データをコピーする必要があります。たくさん取り込むと iPhone などの容量がいっぱいになってしまう可能性がありますので、現像したい写真だけを取り込むようにします。 PC で作業したい人は、PC に Lightroom をインストールしてから、撮影データを PC に取り込み現像します。デスクトップやノートブックにインスールした Lightroom は便宜上、Lightroom PC と呼ぶことにします。 Lightroom mobile に取り込んだものは、クラウドストレージ経由で Lightroom PC とも共有されますので、行ったり来たりして作業できます。 現像後に Photoshop で作業したい場合は、Lightroom PC の「Photoshopで編集」の機能 を使い、Photoshop にデータを渡すと、Lightroom の編集が反映された状態で Photoshop で写真を開くことができます。Photoshop からクラウドストレージに直接アクセスしてファイルを開けると、Lightroom mobile の編集が反映されません。 Lightroom に取り込む方法は無線と有線の二通り ワイヤレス (無線) — カメラ会社のアプリを使い、カメラからワイヤレスでスマートフォンにコピーするワイヤード (有線) […]-
シンヤB
- 20210120
- 写真術 基礎編
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写真術 基礎編
ピントとフォーカス / Brandpunt and Focus
昨年から始まったアドビとのコラボレーションは今年も続きます。写真講座の参加者からリクエストが多かった「初級写真講座 基礎編」を制作中です。カメラの座学とLightroomの座学がセットになっている講座で、第一回は「ピントの美学」と「Lightroom へのファイルの取り込み」がテーマ。動画ではなく文字で読んで勉強したいとのリクエストも多いので、文字バージョンをブログに掲載してみることにしました。まずは「ピントの美学」から。 ピント・フォーカスの仕組み ピントとフォーカスは同じで意味で、「焦点」である。ピントが合っているとは、画像がくっきりボケていない状態のこと。頭に入れておいて欲しいのは、カメラはレンズを前後してピントを合わせているということ。私たち撮影者はピントを合わせたいモノとの距離を、フォーカスリング (もしくはオートフォーカス) を使い合わせているが、実のところ、ピントを合わせたい場所との距離の情報をカメラに伝えると、カメラはレンズ — レンズの中に入っている複数の虫眼鏡のようなレンズパーツ — を前後してピントを合わせてくれる。 ピント・フォーカスの語源 ピントの語源は、オランダ語の Brandpunt (焦点) の punt (プンツ) がピントになったとされる。brand は「火」、punt は「点」という意味、punt は英語では point (ポイント) である。 二つの (虫眼鏡のような) レンズを重ね上下し間隔を合わせると太陽の光を一点に集めることができ、そこに火が付くことから、Brandpunt 、火点 = 火がつく点 = 焦げる点が「焦点」となったとされる。 英語の Focus (フォーカス) は集合点という意味で、ラテン語がルーツ。元々は「炉・火」を意味し、家族が集まる場所を表していたとされるが、どのような背景で「焦点」として使われるようになったのかは記録に残っていない。 興味深いのは、焦点を意味する日本語の写真用語「ピント」はオランダ語からきているということ。これはつまり、日本に写真をもたらしたのは、オランダ人であったということを指していると考えて良いだろう。 コーヒー、コンパス、インキやピストルと同じようにピントもオランダからやってきたのである。日本に写真技術がやってきたのは1848年とされている。オランダ船が持ち込んだダゲレオタイプが最初である。ダゲレオタイプの話もしたいですが、割愛します。 Brandpunt 基礎としてマスターしたいピントの奥行きは二種類 レンズには「絞り (アパチャー)」と呼ばれる機能があり、絞りの設定で「ピントの奥行き」のコントロールができる。基礎としてマスターしたい『ピントの奥行き』のスタイルは二種類となる。 ピントのボケが感じられる写真 基礎をマスターするために、一部にピントが合っていて、ピントの奥行きが浅い状態をいつでも作れるように練習しましょう。一部にピントが合っている状態とは、前景か背景、もしくは前景と背景の両方がボケている状態です。 ピントのボケが感じられない写真 前景にあるものから背景までピントが合っている状態をいつでも作れるように練習しましょう。ピントのボケが感じられない写真を、パンフォーカス (ディープ・フォーカス)といいます。 ボケ、浅い奥行きの作り方 シャローフォーカス (ピントの奥行きが浅い) といいます奥行きを浅くするには、絞り (アパチャー) を開けますF値で言うと、F2など (F2がなければなるべく小さい値)コツはカメラを被写体に近づけることと、被写体を背景から遠ざけること焦点距離は長い方がボケやすい […]-
シンヤB
- 20210119
- 写真術 基礎編
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