クールダウンとオーガニック野菜 — Make Me Please

Organic mustard spinach, 2021 by Shinya B

年末からクールダウンを始めて、年が明けてもクールダウンの感覚を手放さないように過ごしている。結果、大学の授業が始まる前に、5日間の断食をすることに。そして、少しづつだが、2021年に向けて進み始めた感じがしている。年明け早々、東京に2度目の緊急事態宣言が発令されたこともあるとは思う。

現時点で、2021年に向けて進み始めて、新しいなと思うことを備忘録として書いておこうと思う。今年は、こういったようなものが増えていくのだと思う。

今年のテーマ: Make me please (自分を喜ばせる)

昨年から機会があればオンラインで海外の授業やセミナーを受けている。今も受けているのだが、先日、とある先生が言ってくれたことが、今年したいことにぴったりだと思ったので、今年のテーマにすることにした。

先生が言った言葉は、”Work on the things that make you please (自分を喜ばせるモノを作りなさい”。

プロとして生活していると、だんだんと自分を喜ばせるモノ作りや生活が難しくなってくる時がある。もしかしたら、ここ3年程、難しく感じていたポイントに気付けたのかもしれない。

オーガニック野菜を買うように

僕の周りではオーガニック野菜を作ったり売ったりしている友達が多くいるのだが、最初の緊急事態宣言のときにいろいろと野菜を送ってもらう機会があり食べることになった。驚いたのが味の濃さ。

野菜を味わいたいので、今年から近所で買う野菜もオーガニックを買うことした。自分を喜ばせるものとしては、一番身近なもののひとつとなりそう。

カメラをすべてライカに乗り換えた

フルフレームはソニーかニコン、APS-Cはライカかキヤノンという感じで撮影してきたのだが、これをすべてライカに統一することにした。

3年程、Leica TL2というAPS-Cのカメラを使っていて、素晴らしいカメラで、とても気に入ってしまい、このカメラばかり使うようになった。フルフレームでも同じように撮影できたらいいのではないかと思い始めたのが理由。すべてをライカで撮影できる環境が、ここまで気持ち良いとは思っていなかった。一枚一枚の撮影が喜びとなっている。

ブログをNginx (エンジンエックス) 仕様に

前からこのブログ、自分のブログのローディングのスピードが気になっていて、Make me please するためには引っ越す方が良いと考え引っ越した。Nginx、快適である。引っ越してよかった。ブログを書く喜びが戻ってきている。

自分で料理するように

非常事態宣言で前よりさらに家にいるようになったので、断食が明けてから自分で料理をするようになった。我が家の料理は愛方さんの担当だったが、自分でも作りたいと思い始めたのだ。料理をするのは楽しい。これも身近な喜びとなるだろう。

散歩もヨガも続けている

昨年、自分にとって良かったことは散歩とヨガだった。今年も日常的に続いている。どちらもとても気持ち良い。以前は仕事が気になりできないこともあったが、続けてみると、気分転換はもちろんだが、ヨガをしたり散歩をすることで新しいアイディアが出たりすることが多く、実は、散歩とヨガに出かける方が仕事にとってもプラスになることが分かった。

なんでも写真に撮るように

昨年は、アドビの写真講座を受け持つことになったこともあり、日常的に「写真の作例」のことを考えることが多くなった。そうするとだんだんとパーソナルなワークとして何を撮れば良いのか分からなくなってしまった。非常事態宣言で、作品として撮り続けていたシリーズが止まってしまったこともあると思う。

分からないので。なんでも撮ることにした。フルフレームもライカに切り替えたので、なんだか最初から写真の撮り方を考え直しているような感じになっていて新鮮だ。先入観や癖で撮らなくなってしまったものの多さに驚いている。

この小松菜の写真だが、なんでも撮ることにしたので撮ったもの。なんでか分からないが、自分では気になる写真。

散歩の途中で買ったオーガニック野菜である。ライカのフルフレームで撮影し、鍋で豆腐と一緒に煮込んで食べた。そしてそのことについてブログを書いている。

Life is good.

この記事を書いた人

シンヤB

アーティスト、教育者、ドラマトゥルク。詳しくは、プロフィールをご覧ください。