南青山「Gallery 晴れ」でおこなわれた、THETA写真術ワークショップのまとめページです。新しい情報などが入れば、この先もアップデートしていこうと思っています。
360度カメラ THETA の特徴
- 前と後ろにレンズがある。レンズは狭いスペースで魚眼になるように、出っ張った形状をしている。出っ張っている部分がレンズなので、取り扱いには注意が必要。倒したり、落としたりしてレンズに傷がつくと画質に影響がでる。
- ビューファインダーがない。スマホなどに Wi-Fi 接続し、アプリからプレビューすることは可能。
- 電源アダブターが付属しない。
- 内臓メモリ (カード) を外すことができない。
まず使いこなすための3つのこと
- 手で持つ方法と、カメラとの距離感
- アプリを使っての撮影
- 三脚、一脚との組み合わせ
撮影した画像ファイルの使い方
- パノラマ写真として使う。
- 2D写真として書き出す。
- VR動画として使う。
- アプリを使い、静止画から動画を作ることも可能、タイムラプス (連続撮影された静止画を繋いだ動画)とアニメーション (静止画を動かした動画)がある。
- アプリが開発されることで、いろいろな使い方が可能。これからの活躍は、アプリ次第であるとも言える。
構図
- 構図はカメラを置く位置のことになる。VRという意味では、自分の目線、もしくは、少し下ぐらいが現実的な表現となるはずだが、天井から吊るしたり、床に立てたりという使い方もできる。
- カメラが撮影対象に近いほど画像が歪み、腕の長さ以上に遠くのものは小さく写ってしまう。
- 窓に密着した形で撮影すると、外と中とを同時に見せることができる。
ワークフロー
- 撮影
- 現像、編集、レタッチ
- 発表
露出
- 360度カメラの露出は難しい。それは、光源とその光が作り出す影を同時に撮影しないとならないからだ。
- 少しアンダーに撮影して、編集で調整する方法や、カメラ内HDR撮影、ブラケット撮影してから自分でHDR合成するなどの方法が考えられる。
- RAW撮影は、露出の問題を軽減してくれるものの解決とはならない。RAW 撮影の利点は、ホワイトバランスとシャープネスと考えている。
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