Doorkeeper から、PayPal サポート終了のお知らせがきました

PayPalを使ったイベント決済のサポート終了のお知らせ

最近、インターネットでの決済の仕組みについて少しづつ勉強しているので、表情に興味深いニュースなのと、ちょっとびっくりしました。Doorkeeper にとっても、PayPal にとっても、今後の運営を考えるに、とても大きな事柄と思えたからです。

Doorkeeperでは、PayPalとStripe経由でのクレジットカード払いという2通りのオンライン決済方法を提供してきました。しかし、残念ながら、PayPalではそのサービスの質に関わる問題を繰り返し経験し、また、今後それが改善されることが予想できる確たる証拠もありません。Doorkeeperを利用するイベント主催者や参加者にとって快適なサービスを今後PayPalが提供してくれることを確信できないことから、クレジットカード決済をStripeのみで対応すべくPayPalのサポートを終了することに決定しました。

PayPalを使ったイベント決済のサポート終了のお知らせ

詳しくは、PayPalを使ったイベント決済のサポート終了のお知らせを読んでいただければと思いますが、「PayPalで生じたサービスの質に関わる問題」という見出しの説明があります。

イベントへの支払いを扱う上で重要なことの一つは、いかに瞬時にそれを処理するかということです。参加者はイベントが始まる数時間前(あるいは数分前)にチケットを購入することがよくあります。そのため、支払い時に問題が発生してしまった場合、イベント開始までに問題を解決するのに十分な時間があるとは限りません。よって、支払いにおける問題をできるだけ回避するというのは、特に重要だというわけです。

PayPalで生じたサービスの質に関わる問題、PayPalを使ったイベント決済のサポート終了のお知らせ

そうなんですよね、ここがすごく決済の場合に重要なポイントです。各メーカーさんも、この部分の技術やインフラに関してインベストメントを多くおこなっていると思います。

さて、今後の展開がどうなるのか、しばらく動向を見届けたいと思います。PayPal と Amazon Pay 簡単だから、利用者としては使えると楽なんですけどね。

イベント主催者の方は、以下の部分も要チェックと思います。

この発表と同時に、すべてのコミュニティにおいて新しいPayPalアカウントとの連携はできなくなります。すでにPayPalアカウントと連携しているコミュニティにおいては、2018年11月7日より前に公開されたイベントにおいては引き続きPayPal経由での支払いは対応されます。11月7日以降に公開されたイベントでは、PayPalを使っての集金はできなくなりますので、Stripeアカウントと連携していただく必要があります。

PayPalを使ったイベント決済のサポート終了のお知らせ

先日、友人が、「そろそろ Facebook がなくなった時の事を考えておこう。」と言っていたのですが、それを聞いて、私も、ありえるのかもなー、準備しとこう、と思ったのを思いだしてます。

この記事を書いた人

シンヤB

アーティスト、教育者、ドラマトゥルク。詳しくは、プロフィールをご覧ください。