(プロセス)
CP+に続き、写真のワークショップをすることになった。CP+のときと同じように、iPhone写真術ワークショップの内容を先にブログに書いていく。
(ロジ)
これは、私の準備になるのと、参加者の方にとっても、予習、復習になればと思ってのこと。大学で教えていて思うのだが、レッスンのようなものは、先に読んだり、見たりしておいてもらった方がいい。一緒に過ごす時間というのは、ワークショップ形式がよく、できる限り、質問をしてもらったり、一緒に作業をしたり、写真術について対話をする時間にしたい。第1章は、「iPhone写真術心得」について。
iPhone写真術心得 三か条 (シンヤBによる)
いろいろな人が、いろいろな写真術習得論のようなものを持っているとおもうが、私のは、こんな感じである。
写真術心得1
自分に合った写真術を見つけること
自分自身で自分に合っている写真の撮り方を見つけるのが、一つの課題となる。これは時間がかかることなので、焦らないでほしいが、私が、iPhone写真術レッスンで書いている内容は、私(シンヤB)にとっては最適であったという可能性を含んでいる。つまり、最初は書いてある通りでも良いが、できれば、だんだんと自分に合った撮り方に変えていく思考・行動が必要である。
写真術心得2
批判的思考を習得すること
写真が上手くなる過程で欠かせないのが、分析的進行(アナリティカル・プロセス Analytical Process)だ。分析的進行を積み重ねていくことで、経験が深まり、知見となっていく。知見と分析的進行を使い、課題となる事柄を洗い出し、最適な方向性へ進んでいくための思考方法が、批判的思考(クリティカル・シンキング Critical Thinking)である。
写真術心得3
いつでも写真について考えること
できれば、毎日、写真を撮ってもらいたい。できれば、毎日、写真をプリントしてもらいたい。できれば、毎日、写真をSNSにポストしてもらいたい。という気持ちだ。
意図的に休む、意図的に撮らないということは考えられる。しかし、それ以外では、できれば、毎日、10分でいいから、写真について考えていく必要がある。結局、それには、一枚でいいから、毎日、写真を撮ることが、一番簡単な方法になってくると考える。
フランス代表する写真家、アンリ・カルティエ=ブレッソンさんが残した、私の好きな名言がある。
Vos 10 000 premières photographies seront les pires.(あなたの最初の1万枚は、最悪の写真だ / Your first 10,000 photographs are your worst.)
若い頃は、この意味が分からなかったが、いまは、すごく良くわかる気がする。ということで、みなさんも、最初の1万枚を早く超えられるように、頑張ってみましょう!という気持ちなのです。
(しかし、こうやって書くと、この心得は、そのままブログにもあてはまるなーと思ったり、、)
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