2019年7月の選挙のこと (個人的な見解)

2019参院選のことについて書いておこうと思う。この文章は自分の備忘録として、そして、選挙についていろいろな人が自分の考えをブログなどで公開することへの助けになればと思い書いている。日本では個人の人が政治に関することを書いたりすることが、あまり受け入れられていないように感じているからだ。

まずは、今回の選挙で感じたことを書いておきたい、そして、今回の選挙から私個人として変わったことも書いておきたい。そして、最後に、誰に投票したかも記しておこうと思う。

今回の選挙で感じたこと

インターネットに情報が十分にそろってきた

インターネット上に、選挙関係の情報が十分にそろってきていると感じた。インターネット上での選挙に関する情報提供は、新しい時代に入ったのだと感じる。

情報を収集したサイトについて

選挙ドットコムには基本情報が揃っていた。ここで基本情報を読んでいって、載っていないと感じたり気になることがあれば Google で検索してさらに調べるという方法で情報を収集していくことになった。

驚いたのは、ホームページがない候補者がいたこと、、 Facebook と twitter で間に合うのかもしれないが、WordPress な私としては少し驚いた。

twitter にも情報がたくさんある、政党や候補者は情報発信をしているし、適度にハッシュタグで情報を読んでみると新しい発見があったりする。

ポリタス も参考になる情報が多くあった。

私の Facebook の feed に出てくる友人の投稿について

いままでの選挙と違って、「投票に行きましょう」的なポストをあまり見かけなかった。

山本太郎さんの演説の動画をシェアしている人が多かった一方、「消費税廃止」に異論をとなえたり、「スピーチが上手なだけ」的な意見も多くみかけた。

Crossing by Shinya B, 2019

2019年7月の選挙のこと、私の場合

SNSにて「選挙に行きましょう」発言はしないことにした。いままでは投票率が上がれば、世の中が変わるのではと希望を持っていたが、その考えに見切りをつけることにしたのだ。

実際に投票率が90%になったとしても世の中が変わる保証はない。私は投票に行かない人は、いまの状況に満足している人なんだろうと仮定することにしてみた。つまり、選挙に行かない人は現状維持をサポートする人々であると考えてみることにしたのだ。

2017年の記事「選挙に行く若者へ押さえておきたい3原則」をシェアしている人々もいた。「1点目は、格好良く言うと、『市民が政府をつくる』という原則です。」と書いてある。この記事は面白おかしく読めるのでオススメです。

あらためて出口治明さんの記事を読んでみて、3年ほど前に舞台作品 T/ITのリサーチ中に読んだ 弱肉強食 の話を思い出した。

人間の生存戦略は、、、、「社会性」

高度に機能的な社会を作り、その互助作用でもって個体を保護する
個別的には長期の生存が不可能な個体(=つまり、質問主さんがおっしゃる”弱者”です)も生き延びさせることで、子孫の繁栄の可能性を最大化する、、、、という戦略です

弱者を抹殺する。 不謹慎な質問ですが、疑問に思…

この「人間の生存戦略」だが、知恵袋だけでなく、学説のようなものがないか探してみたが、いまだに見つけられない。政治的な判断が知恵袋の回答から来ていることになってしまうが、事実なので記しておくことにした。

さて、「市民が政府をつくる」のであれば、この「社会性」を高めることに自分の票を使うことに決めた。国会議員の社会性が育まれれば、少しづつ政府も変わっていくのではないかと考えたのだ。

女性、LGBT、障害者、シングルマザー、非正規労働者など、偏見や差別の対象になっていたり、制度の不備から損失を被っていると考えられる人々が当事者として国会議員になってもらった方が良いのではないかと考えた。

「社会性」を考えるにあたり、まずは単純に、国会議員の半分は女性が良いのではないかと考えた。

私が住んでいる東京都の枠は6名。インターネットで複数の情報を精査したところ、丸川珠代氏、山口那津男氏、吉良佳子氏の3名は当確予想、武見敬三氏、塩村文夏氏、山岸一生氏、音喜多駿氏の中から残りの3名が当選するという予想であった。

そこで、東京については、当選枠である6名の半数の3名が女性になることが、「社会性」を高めると考え、当確ラインぎりぎりで競い合っている4名の中の唯一の女性候補であった塩村文夏氏に投票することにした。

比例に関しては、女性、LGBT、障害者、シングルマザー、元派遣労働者などを候補としている、れいわ新撰組に投票することにした。

以下が参院選東京選挙結果である。(朝日新聞デジタル 参院選 東京 開票速報より)

候補者指名得票数結果
丸川珠代1,143,458当選
山口那津男815,445当選
吉良佳子706,532当選
塩村文夏688,234当選
音喜多駿526,575当選
武見敬三525,302当選
山岸一生496,347落選

れいわ新撰組も4.55%の票を集め、重度障害者の舩後靖彦氏、木村英子氏が当選した。(朝日新聞デジタル 参院選 比例区 開票速報)

そして、今回の選挙には、レズビアンの増原裕子氏(立憲民主党・京都選挙区)、ゲイの石川大我氏(立憲民主党・比例区)、MtFトランスジェンダーの安冨歩氏(れいわ新選組・比例区)の3名のLGBTが立候補し、石川大我氏が当選した。

女性議員の割合は以下の形になった。(【数字で振り返る参院選】(下)22・9%~参院の女性割合 「男女同数」罰則なく政党守らず より)

  • 当選者124人のうち女性は28人 (女性の割合は22.6%)
  • 候補者の女性の割合は28.1%
  • 参院全体の女性の割合は、これを5.2ポイント下回る (23.1%)

そして、T/ITという舞台作品は、「非寛容について」がテーマだったが、国会の社会性を高めるという方向は、国会を少しづつ寛容にしていくことに繋がるのではないかと思った。塩村文夏氏、舩後靖彦氏、木村英子氏の議員としての活動を見守っていきたい。

最後に、このブログは、シンヤBの個人的な見解であることを記しておく。そして、あなたも次回の選挙の時は自分の考えが書けますように。

参考になった記事のリスト (抜粋):

怒りの民意をどこで、どう示すのか (2017年)

政治を自分のものに:初のパリテ国政選挙をスタートに

ALS患者が国会へ、「重度障害者に国会議員が務まるのか」との意見に”車椅子の大臣”八代英太氏と乙武洋匡氏の見方は

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シンヤB

アーティスト、教育者、ドラマトゥルク。詳しくは、プロフィールをご覧ください。