マップカメラで買った中古のライカのレンズが壊れた。フォーカスリング (ピントリング)が、突然不調になったのだ。2017年8月に購入し4ヶ月で壊れた中古のライカのレンズは、「ライカ エルマリアート M28mm F2.8 ASPH / 11606」というレンズ。マップカメラで購入した際の値段は、169,800円だった。マップカメラから、一年の保証が付いてきた。
マップカメラで買った中古のライカのレンズ、発売開始は、2006年10月だった一つ前のモデルである。ちなみに現行の11677モデルは、2016年2月に発売。現行の11677モデルの定価は、291,600円(税込)。
中古で買って4ヶ月で壊れた、ライカの28mmのレンズのシリアルは、4140000代なので、2012年から2013年の製造と思われる。元箱も付属品も全て揃っていて、レンズも綺麗な状態の商品だった。
マップカメラで購入したのは、2017年8月1日午後9時9分。今日は、2017年12月4日。一昨日、フォーカスリングの調子が悪くなったので、ちょうど4ヶ月で壊れたということになる。
調子が悪くなった日に、すぐに銀座のライカショップに持ち込み、見てもらった。ライカショップの方によると、修理するしかなく、ライカショップでの修理代は、110,000円 (11万円) で、4週間かかるとのこと。
マップカメラで中古で買ったので、マップカメラの一年の保証が付いていると伝えると。マップカメラに持ち込んだ方がいいだろうということになった。
このフォーカスリングが回りにくくなる動作不良は、よく起こることなのか?とライカショップの方に聞くと、「見たことがない」と言われた。
さて、翌日(昨日)、マップカメラに修理の依頼をしに行った。
マップカメラにて、「フォーカスリングの調子が悪いのですが」と壊れたライカのレンズを見せると、「ああ、これはホコリが入ったのかもしれませんね」と、マップカメラの方。
マップカメラの方は、レンズの後ろ側を私の方に見せて、「ここからホコリが入るんですよ」と伝えてくれた。
保証で直るのかと聞いたところ、外部からホコリが入った場合は、マップカメラでは、保証では直せないとのこと。
私は、「ホコリが入るような使い方はしていません」と伝えた。
そして、「分解してみないと、ホコリが原因かどうか分からない」と、マップカメラの方。
つまり、マップカメラの方によると、とりあえず修理にだしてみるしかないとのことだった。
マップカメラから言われたことを要約すると:
このライカのレンズのフォーカスリングの動作不良は、レンズの後ろからホコリが入った可能性がある。外部からホコリが入った場合は保証がきかない。外部からホコリが入ったかどうかは、修理する際に分解してみないと分からない。
私は、ごく普通の通常使用しかしていない。
レンズ交換をしたのは、この4ヶ月で4回である。つまり、レンズ交換の時間は、トータルで1分ぐらい。
他のレンズと兼用なのと、時期によっては、iPhone 8 Plus がメインになっていたので、実際にレンズを使ったのは、1ヶ月ぐらい。
1ヶ月の使用、トータル1分のレンズ交換の間にホコリが入る可能性はどれぐらいあるのか、、 私としては、他のことを疑うべきだろうと考える。
マップカメラからは、年末ということもあり修理が混んでいるので、年内には直らないだろうということ。いつ直るのかが分かりしだい、連絡をいただけるとのこと。
さて、困ったことに、撮影する際のレンズの選択肢が減ってしまった。
写真家としては、大痛手である。修理代も気になるが、撮影できないことが痛い。ある意味、商売がなりたたないと言える。
ここのところ、28mmでの撮影が好調だったので、本当に残念だ。そして、大学の写真の授業がそろそろ終わり、撮影する時間が多くとれる時期にきたのだが、どうやら、来年、大学の授業が再開しても、28mmは、まだ直っていないようだ。
もう一本レンズを買うべきなのか、と考えていた。
候補としては。
Leica (ライカ) エルマリート TL18mm F2.8 ASPH、148,770円 (税込)。
Leica (ライカ) ズミクロン TL23mm F2.0 ASPH、230,700円 (税込)。
〔アウトレット品〕Leica (ライカ) ズミクロン M28mm F2.0 ASPH. (フードはめ込み式)(6bit) 、 387,000円 (税込)。
Leica (ライカ) ズミクロン M28mm F2.0 ASPH、533,520円 (税込)。
さて、これらを買うということも考えられるが、マップカメラで買って壊れたライカのレンズの修理代がどれぐらいかかるか分からないし、結果、同じような高級なレンズを二つ持つことになってもなー、と思い買えない気持ちでいる。
ライカTL用のレンズ、TL18mmとTL23mmがいいかなと思っているところもある。それは、フォーカスが30cmまで寄れるからだ。使っているM型のレンズは、レンジファインダー用の設計なので、70cmまでしか寄れない。しかし、TL型は、レンズ上でF値の設定ができないので不便。それと、フォーカスリングがセッティングダイヤル式なのは、私は苦手なのである。さらに、Leica M6で使えない。
さて、私とライカの関係は、どうなっていくのか。
ライカとの関係を考える上で、大きい出来事が起きたという気がしている。
(つづく)
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