(ロジ)
Appleから新しいiPhone XとiPhone 8が発表された。そして、iPhone 8は、9月15日から予約が開始される。iPhone Xの予約開始は、10月27日とのこと。
(プロセス)
予約開始前に、カメラの機能を中心に考えた場合、どれが良いのかを書いおきたい。iPhone 写真術ワークショップに参加してくれた人々からも、たのまれていたこともある。
iPhone写真術的には、iPhone Xか、iPhone 8 Plusか:iPhone写真術
まずは、Appleのサイトの情報を比べてみる。https://www.apple.com/jp/iphone/
iPhoneのWebsiteに掲載されている情報で、機種により違うところを抜き出してみた。なにが違うか、これでわかりやすいのではないかと思う。表には入れなかったが、iPhone Xでは、フロントカメラでもポートレート撮影ができ、Face IDのために赤外線カメラもフロントにつくとのこと。
iPhone 7 Plus | iPhone 8 Plus | iPhone X |
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ディスプレイ | ディスプレイ | ディスプレイ |
Retina HDディスプレイ | Retina HDディスプレイ | Super Retina HDディスプレイ |
IPSテクノロジー搭載5.5インチ(対角)ワイドスクリーンLCD Multi‑Touchディスプレイ | IPSテクノロジー搭載5.5インチ(対角)ワイドスクリーンLCD Multi‑Touchディスプレイ | 5.8インチ(対角)オールスクリーンOLED Multi-Touchディスプレイ |
HDRディスプレイ | ||
1,920 x 1,080ピクセル解像度、401ppi | 1,920 x 1,080ピクセル解像度、401ppi | 2,436 x 1,125ピクセル解像度、458ppi |
1,300:1コントラスト比(標準) | 1,300:1コントラスト比(標準) | 1,000,000:1コントラスト比(標準) |
True Toneディスプレイ | True Toneディスプレイ | |
3D Touch | 3D Touch | |
広視野角のためのデュアルドメインピクセル | 広視野角のためのデュアルドメインピクセル | |
拡大表示 | 拡大表示 | |
簡易アクセス | 簡易アクセス | |
チップ | チップ | チップ |
64ビットアーキテクチャ搭載A10 Fusionチップ | 64ビットアーキテクチャ搭載A11 Bionicチップ | 64ビットアーキテクチャ搭載A11 Bionicチップ |
ニューラルエンジン | ニューラルエンジン | |
組み込み型M10モーションコプロセッサ | 組み込み型M11モーションコプロセッサ | 組み込み型M11モーションコプロセッサ |
カメラ | カメラ | カメラ |
望遠:ƒ/2.8の開口部 | 望遠:ƒ/2.8の開口部 | 望遠:ƒ/2.4の開口部 |
ポートレートライティング(ベータ版) | ポートレートライティング(ベータ版) | |
光学式手ぶれ補正 | 光学式手ぶれ補正 | デュアル光学式手ぶれ補正 |
クアッドLED True Toneフラッシュ | クアッドLED True Toneフラッシュとスローシンクロ | クアッドLED True Toneフラッシュとスローシンクロ |
クアッドLED True Toneフラッシュ | クアッドLED True Toneフラッシュとスローシンクロ | クアッドLED True Toneフラッシュとスローシンクロ |
認証 | 認証 | 認証 |
Touch ID | Touch ID | Face ID |
容量 | 容量 | 容量 |
125G | 256G | 256G |
値段(税別) | 値段(税別) | 値段(税別) |
85,800 | 106,800 | 129,800 |
こうやって書いてみると、あんまり変わらない感じもするが、大きな違いは、以下の二つ。
「カメラのセンサー」と「ディスプレイ」。
カメラのセンサーだが、「iPhone 8 & X」には、「iPhone 7」より「大きくて早い」センサーが搭載されるとのこと。
iPhone Xのカメラは、再設計されたもので、標準カメラだけでなく、望遠カメラにも「光学式手ぶれ補正」がつき、アパチャー(絞り)が少し明るい「ƒ/2.4」になるとのこと。
「光学式手ぶれ補正」だが、本来は、iPhone 8 Plusにもつくことが期待されていたので、iPhone Xの登場により、8 Plusに搭載されなかった感じがしてしまい、たいへんに残念。
ディスプレイだが、「iPhone X」には、「iPhone 7 & 8」より、性能が良いディスプレイが搭載されるよう。スペックからみると、まったく別ものの画質になりそう。
さて、私は、iPhone 8 Plusを買おうと思っている。理由は、3つある。
1. 新しいカメラのセンサーをすぐに使いたい。
iPhone Xが手元に届くのは、いつになるのかは気になるところで、iPhone 7のジェットブラックの時のようなことになるんじゃないかと思っている。早くても、届くのに3ヶ月ぐらいの差がでるのではと推測しているのだ。3ヶ月だと、私のようなひとは、3000枚は撮影してしまうと思うので、この差はかなり大きい。
2. 新しいディスプレイが、リタッチに向いているのか、未知数。
iPhone Xのディスプレイだが、もし本当に断然に綺麗だと、リタッチの際に良い面と悪い面がでてくる。細かいところまで見えると、リタッチはしやすい。しかし、iPhone Xで綺麗にリタッチされているものが、iPhone 8やノートパソコンで綺麗に表示されるのかは、議論の余地があるだろう。(これは、ぜひ検証したいので、結局はXも買うことになるのかもとも推測している)
3. ホームボタンに、「Thank You & Good Bye」を言いたい。
僕らは、長い間、ホームボタンにお世話になってきた。iPhone 8は、ホームボタン時代の最後のiPhoneになるかもしれない。そうであれば、最後の時間をゆっくり過ごすべきではないか、と思うのである。だから、Plusの背面カメラは、iPhone Xと同じのを搭載してくれたら、iPhone初期型世代の完成体となるので、本来の10周年とは、そうあるべきではなかったのか、、と思ったりもするのである。
ホームボタンがなくなり、下からのスワイプが多くなると、右手首に、いま以上に負担がかかる気がするので、それも心配している。認証は、Face IDより、指紋認証の方が使いやすいだろうなー、とも推測している。
私は、ずーっとゴールドを使ってきたので、iPhone 8のゴールドは、いままでのゴールドで一番綺麗なのではないかとも期待している。
さてと、いろいろどうなるか、楽しみだ。