消費税:フリーランスの人が知っていた方が良さそうな消費税の話

私は、大学の公務がメインの業務なので、フリーランスとも言えず、あまり気にしていませんでしが、自分が考えている「消費税と言われるシステムの仕組み」が、他の人と食い違うということが、ここのところ何度かあったので、実際に、自分が考えている通りなのか確認するうえでも調べてみました。

確認する前の認識。

  • 消費税は、儲けの損益には影響しない。
  • 消費税は、立場とか売り上げには関係なく、ものやサービスを売ったり買ったりした場合、一律にかかる税金。
  • 消費税は、仕事をする前に、事前確認をした方がいい等はあるが、消費税法は法律であり、事業者間は、一般的に全て外税。
  • 「消費者に対して、商品の販売、役務の提供などを行う場合、いわゆる小売段階の価格表示をするときには総額表示が義務付けられます。事業者間での取引は総額表示義務の対象とはなりません。」– 国税庁による、「総額表示」の義務付け

いろいろ読みましたが、以下の二つの記事が、一番よくまとまっていました。

[blogcard url=”http://www.fujitsu.com/jp/group/fjm/mikata/column/tanabe/001.html”]

[blogcard url=”https://crowdtech.jp/blog/?p=1242
”]

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ぜひ、上のリンクに飛んで読んでいただきたいと思いますが、ポイントを引用しておこうと思います。

仕組み:

「簡単にいえば売上に係る消費税(お客様から預かった消費税)から仕入や光熱費、地代、旅費、通信費、接待費などを支払ったときに負担した消費税を控除して確定申告」する仕組み。– 意外とわかっていない!?消費税の基本と仕組みより

益税問題、免税事業者制度について:

「2年前の年間売上が1000万円以下の小規模零細企業は消費税を納める義務がない」「これを免税事業者と言い」「つまり免税事業者にとっては、消費税は損益に影響する」「免税事業者なのに消費税を取っていいのか?と疑問を持つ方がいるかもしれませんが、消費税法上、会社法上全く問題がない」– 意外とわかっていない!?消費税の基本と仕組みより

「ただし、個人事業者の場合は前年の1月1日〜6月30日の課税売上高が1,000万円を超えた場合は、その年度から消費税の課税事業者となります」– フリーランスは消費税を頂くべき理由〜報酬交渉4つのポイント

消費税はいただかないとならない:

「消費税にはこのような納税義務が免除される特例があるため、フリーランスによっては消費税をいただくことに抵抗がある方もいる」「しかしフリーランスは消費税をいただかないわけにはいきません」「事業活動の経費として消費税を支払っている」ので。– フリーランスは消費税を頂くべき理由〜報酬交渉4つのポイント

事前に確認:

「通常、何も明記されていない場合は消費税別が一般的ですが、後々のトラブルを避けるためには確認しておくことが無難」– フリーランスは消費税を頂くべき理由〜報酬交渉4つのポイント

メモとして、私の大学は税抜経理なんですが、消費税を考える場合、税抜経理の方が分かりやすいのではと思いました。フリーランスの場合、取引先が、税込経理の場合に、消費税の話が合わない可能性が出てくると思えるので確認が必要だろうなと思いました。私は、滅多にフリーランスの仕事はしませんが、見積もりや清算書には、必ず税別と書いてます。

[blogcard url=”http://www.shohi.com/toku/toku02.html”]

現場からは以上です。

この記事を書いた人

シンヤB

アーティスト、教育者、ドラマトゥルク。詳しくは、プロフィールをご覧ください。