2019年を10大ニュースのようにまとめてみました

今年は1日早く愛方さんの実家の山梨の家に帰省することになったので、12月30日に特急あずさの中で iPhone に10大ニュース的なメモを書いた。夜、キンセイさんが照明を担当した 「Perfume×Technology presents Reframe 2019」を見ながら、メモを元にこれを書き始めたところ。

キンセイさんは、このコンサートと平行して私たちと「光線に色はついていない」を作ったのかと思うといろいろと感慨深い。年末のBGMに Perfume の楽曲は合っていて、このブログを書く作業が始まる。

01

愛方さんの厳父が余命宣告を突然受ける (4月)

1月に楽しく新年を一緒に過ごした義父が3月に余命宣告を突然受けた。それからというもの、家族で美味しいものを持って長野の病院に通う生活を送ることに。

以前から義父は一眼のカメラを新しくしたがっていたので、新しいカメラをプレゼントして、カメラを通してのコミュニケーションも始まる。日頃から会えばたくさんの話をしていたが、カメラを通しての会話は有意義なものになった。

そのカメラで、私は彼と彼の家族の肖像を撮ることになったし、彼も私の写真を撮ってくれた。そして、彼は宣告通りに亡くなってしまった。

義父が亡くなる前に病室で撮ってくれた私の写真
義父が亡くなる2週間前に病室で撮ってくれた私の写真

遺影は、ライカで撮影した初詣後の記念撮影の写真が使われることになった。葬儀の間、義父についての文章を書いていたのだが、書き終わらなかった。

02

15分の瞑想と月に3日のプチ断食と瞑想マスターとの再会 (10月)

テンプル大学のアート学科の責任者をしていることもあり、この4年ほど大学の業務が十分に忙しいと感じていたが、日米合同キャンパスタスクフォース委員会の委員もすることになって、6月ぐらいから昭和女子大学との合同キャンパス、ジャパンキャンパス三軒茶屋新校舎での新しい環境へ向けて、大学の仕事の量がどんどんと増えていくことになった。

日本の大学との合同キャンパスプロジェクト、一生に一度のことと思い仕事をこなしていたが、時間だけでなく、ストレスをいままで以上にコントロールする必要がでてきた。

実行していたこととして、まずは1月から月に1回のプチ断食を行っていた。

私の場合のプチ断食は以下の形。健康に関することには個人差があるので、ご自分でプチ断食をなさる場合は専門家や医師にご相談の上で行ってください。

1日の準備日動物性食物、カフェインやアルコール飲料をとらない
3日プチ断食酵素ジュースとハーブティーだけですごす
1日の回復日朝ごはんは大根を煮たもの、午後も動物性食物はとらない

それと、日課になっている15分の早朝の瞑想も続けた。

昨年あたりから、私にとっての瞑想の鍵は「手放す」ことだと気づいた。瞑想マスター (瞑想の師匠) からは、意識・無意識に「関わらないようにして静かにする」と教わるもの。

3年程続けてみて、私の場合は「関わらない」というようりは「手放す」のだと気づいた。手放せるようになると、瞑想はよりマインドフルネスの状態になっていった。

7月ぐらいに、だんだんとストレスのコントロールを難しく感じるようになってきた。そこで、意識・無意識と同じように、瞑想中にストレスを手放すことができないか試してみたところ、できることが分かった。

私の場合は、ストレスと共に「怒り」を手放すことになるのだが、怒りについては長くなるので、また来年に書ければと思う。

さて、10月になって、瞑想マスターが久しぶりに来日することになった。彼は1週間の瞑想ワークショップを行ったが、私は大学が忙しくて最終日しか参加できなかった。いつものようにワークショップの後にお茶をしに行った。

関わらないというよりは手放すという感覚と、ストレスと怒りをも手放すことができることに気づいたと、彼に伝えてみた。

彼はニコニコしながら「Empowering, isn’t it? (力を与る、でしょう?)」と私に言った。

そして、現代人がいかにこのストレスから病気になっているかという話になっていった。

実は、私にはもう一つ聞きたいことがあった。

「瞑想を教えたいと思っているのだが、どこから始めればいいのだろうか?」と私。

またもやにっこり笑って「自分の瞑想のベース (場所) となるものを見つけなさい。ヨガでも禅でも、学校のような場所でも大丈夫。ベースができたら、そこからは自分自身で進めることができるでしょう。私もそうだったから。」と答えてくれた。

瞑想マスターとのセッションの後に見えた風景

03

新作舞台作品「光線には色はついていない」が京都の THEATER E9 KYOTO にて上演される (12月)

The Rays Are Not Colored / 光線には色はついていない

公演の感想のエントリーを近いうちに書く予定です。

04

写真展「Compathy 2019」が東京のスターバックスコーヒー池尻2丁目店にて開催される (2月)

展示中の1ヶ月、展覧会を観にきてくれた方々と毎日のように、写真をつまみに飲み会ができるというハッピーな時間を過ごしました。ありがとうございます。

05

WordPress のイシューがプルリクエストに発展、世界が変わり始める (12月)

WordCamp Tokyo 2019

06

RICOH THETA Z1が発売される (4月)

渋谷スクランブル交差点 / RICOH THETA Z1 で撮影

待望のRAW記録ができる RICOH THETA が発売になりました。

07

テンプル大学と昭和女子大学との学際協業が始まる (2月)

共同キャンパス記念として昭和女子大学の学食で提供された「チーズステーキ」

08

テンプル大学ジャパンキャンパスが三軒茶屋に移転し「7つのアートスタジオ」と「アートギャラリー」が新設される (8月)

新校舎外観
新校舎のデジタルラボのクリティークウォール
新校舎5階の廊下での展示風景

09

テンプル大学アート学科の履修科目 (カリキュラム) の更新を提案し受理され施行される (9月)

新しいカリキュラムについて近いうちに記事を書きたいと思っています。

10

テンプル大学ジャパンキャンパス教授会の議長に選出され議長人生が始まる (7月)

議長動静と呼ばれるものを Facebook で書いていたが7月までしか続けられなかった

7月に就任したので、まだ始まったばかりですが、私が議長を退任するときにはテンプル大学がどのように変わったのか変わらなかったのか楽しみです。粛々と議長職を務めていこうと思っています。

以下はアウトテイク (公開範囲が指定されているコンテンツは見れない場合があります)

書き出してみると結婚式が多かった。5つの式に参列。

いまでは日常になった昭和女子大学での学食

この記事を書いた人

シンヤB

アーティスト、教育者、ドラマトゥルク。詳しくは、プロフィールをご覧ください。