セルフィを毎日撮影を課題にしたので、自分でもセルフィしてみた

写真初級のクラスで、「セルフィを毎日撮影」を課題にしたので、自分でもセルフィしてみることにした。

 
セルフィ撮影、そろそろ、3週目の終わりにさしかかってきたので、ブログにまとめておきたい。ちなみに、360度カメラを除けば、自分の姿を毎日撮影するのは、私にとっても初めての体験である。

そして、この写真クラスの課題は、「撮影しながら考える」スタイルのものだ。

方向性や内容は、撮影を続けるなかで見つけていく。そして、「セルフィ」という、大衆的な行動を模写する中から、クリエィティブな切り口を見つけて、アートに転換できないだろうか?という試みである。

まだ、生徒には伝えていないが、この課題には、写真の「やらせ」(英語ではステージング)と呼ばれる写真には欠かせない(避けて通れない)要素について考えてもらいたいという思いがある。自分が自分を撮影するのであるから、セルフィは「やらせ」要素について考えるのには最適だろうと考えているのだ。

さて、自分の写真を並べてみて思うのは、最初は、「とりあえずやってみる」的に光と撮影しているが、だんだん、カッコつける余裕がなくなり素のままの自分を写してしまうと同時に、それに抵抗するように「やらせ」要素を強めていく方向に進んでいるように感じられた。学期が終わるまで、あと11週間ある、まだまだ、いろいろおきそうだ。

ちなみに、このセルフィ写真のシリーズは、iPhone 7 plusの背面カメラで撮影し、iPhone上で画像編集をしたもの。

Selfie 002 / Photo Class Assignment 写真初級のクラスで、毎日のセルフィ撮影を課題にすることにしたので自分でも自分の課題をすることに。クラスでは、まず生徒たちに以下の項目を書き出してもらった。1. 撮影可能な時間帯(曜日ごとに) 2. 美しい・面白いライティングが生まれる場所のリスト(これからは、移動する際に、面白いライティングの場所を見かけたらメモをすること) 3. 一緒に写りたいもののリスト(場所、背景、物、人、動物など) さて、我が家で朝、光が差し込む窓の前で撮影してみた。最初の1週間は、ライティングだけで、課題に慣れていくことにしょうと思う。私は、左で噛むので、右からのアングルが良いのだが、20枚ほど撮影したが、構図的には左からのこれが良かった。光は、思ったより面白くない。昨日は上からだったので、今日は下からのアングル。やっぱり下からだとなんだか偉そうに見える(≧∇≦) #ShinyaB #ShinyaBPhotoClass #Tokyo #Japan #iPhone7Plus #TUJArt #SelfieAssignment #ShinyaBSelfie

Shinya Bさん(@shinyabw)が投稿した写真 –

Selfie 003 / Photo Class Assignment 写真初級のクラスで、毎日のセルフィ撮影を課題にすることにしたので自分でも自分の課題をすることに。さて、クラスにて、いろいろ議論が生まれているので書いておきたい。セルフィの課題は、週に一回プリントするか、SNSなどに毎日アップロードするか、自分で選ぶことになっている。この課題のために、新しいアカウントを作ってもいいのか?と、生徒から聞かれた。アカウントを持っていないの?と聞くと、持っているという。どうやら自分のアカウントにはポストしたくないらしい。だったら、プリントすればいいのでは?と聞くと、それも嫌らしい。0フォローワーのアカウントにポストだと課題として成り立たない気がするので、とりあえず、学期末までに40フォローワー以上になっていることと条件付きで新アカウントでもOKとした。さて、生徒たちと議論できたことで、気づけたことがある。私は、セルフィという枠組みを使い、学期の終わりまでに、独自のアートを作れないだろうかと提案しているのであって、それは、彼らが想像していると思われる「セルフィ」を作って欲しいわけではないのだが、しかし、私が伝えようとしていることは、抽象的というか、伝わっていないのだろう。私だって、セルフィアートと呼び始めているものが、どんなものなのか、まだ、はっきりとはわからないし、彼らが、どんなものを作っていくのかもわからないし、わからないからこそ、チャレンジする意味があるのではないかと考えて課題にしたのだから。 #ShinyaB #ShinyaBPhotoClass #photography #Tokyo #Japan #iPhone7Plus #TUJArt #SelfieAssignment #ShinyaBSelfie

Shinya Bさん(@shinyabw)が投稿した写真 –

(つづく、、)

この記事を書いた人

シンヤB

アーティスト、教育者、ドラマトゥルク。詳しくは、プロフィールをご覧ください。