一緒に見にいった友人 タッチーが、ライブ中に私が曲のメモをとっていたことに気づいていて、セットリストを教えて欲しいとリクエストされたので、メモを公開します。友人のブログはこちら。ブルーノートの美味しい日本ワインも出てくる、おすすめの記事です。
実はセットリストは公開しないつもりでいたので、リクエストしてもらってよかったです。なぜ公開しないでおこうかと思ったかと言うと4曲目からフリーな感じのライブとなり、後半は新曲なのか今までの曲のアレンジなのか即興なのか分からない構成になっていました。私のメモからも混乱がうかがえます (笑
セットリストで「風」と書いているのは、メロディとコード進行の雰囲気と考えてください。演奏や曲のスタイルではありません。アコースティック用のイパネマの娘のアレンジが、さらに進んだ感じだと考えていたのですが、、 9曲目は、イパネマの娘のアレンジのように Last Train Home をマイナーキーにアレンジしたものと思い、凄いアレンジだなーと聞いていたのですが、新曲だった可能性も。メモにも「Last Train Home 〜 新曲」と書いてありました (笑
曲数も10曲だと思うのですが、2曲だと思ったのが、あとから1曲かもと思う部分もあったり、曲が繋がってしまっているのもあったのではないかと思います。MCもほとんどなく演奏されました。
この即興性が強くなんの曲かわからなくなっていくような感じ、どこかでと思ったら、キース・ジャレット・トリオのライブの感じににています。
キーボードのジェイムスさんなんでも弾けます、ライル・メイズを彷彿とさせる和声の使い方もありつつ、凄いパワーフルなプレイ、演奏が盛り上がってくるとピアノが小さく見えてきます。そしてオルガンのプレイもブルースしていて良かったです。
ドラムのネイトさん、シンプルでクールなのに、アントニオ・サンチェス並みの重量感。あの勢いで演奏しててまったく乱れない。
このトリオ、ブレイクするでしょうね。ジェイムスさんもネイトさんも超パワフルで繊細。また見たいです。
パット・メセニー “SIDE EYE” 2019年1月20日 2nd Set セットリスト
- Turnaround
- So May It Secretly Begin
- Travels
- The Good Life (Straight on Red 風)
- Never Too Far Away
- 新曲 (Story From a Stranger 風)
- Timeline
- 新曲
- 新曲 (Last Train Home 風)
- Question and Answer
ここまで書いて、振り返ってみると、本当に熱量がすごいライブでした。この企画の前半と後半、二回見にいく価値はあったと思います。他のセットでは、Jaco、Sirabhorn、The Red One、Always and Forever、When We Were Free、なども演奏したようです。このメンバーでレコーディングして欲しいですね。3月にはUSツアーです。