WordPress が Gutenberg と呼ばれる バージョン5.0 に11月末にアップグレードされるので、WordPress のコミュニティでもいろいろと議論や作業が進んでいる。今回のアップデートは、 Block エディターという新しいシステムに変わることもあり、いろいろと忙しいし、なんだかバタバタしている。
私は ja (日本語) の #translate と #design に所属して、少しづつコントリビュートしているところ。
火曜日 (昨夜) の夜は、#design の定例ミーティングがあった。その中で、Gutenberg 用に作られる新しいテーマ Twenty Nineteen の日本語のフォントについて、我々から提案をした方が良いのではないかという意見がでた。テーマTwenty Seventeen が作られた際も、日本のコミュニティから提案をして、日本語用のフォントが決められたという経緯があるとのことだった。
さて、話は、9月の WordCamp Tokyo 2018 のコントリビュータデイにさかのぼる。私は、翻訳グループのメンターだったのだが、Gutenberg プラグイン (WordPress 5.0 をプラグインで 4.9上で実現しテストを可能にするもの) の翻訳作業が進めていて、その中でどう扱っていいか分からない翻訳があった。以下のものだ。
開発者からの指示というか質問で、Noto Serif があなたの言語のキャラクターをサポートしていない場合は、ここをに off と記入する (翻訳するな) と書いてあった。
かなりイレギュラーな翻訳 (というか翻訳じゃないし) 案件、、
Noto Serif JP はサポートしてるだろうけど、Noto Serif は日本語サポートしていないんじゃないかなと思ったので、前に座っていた GTE の高野直子さんに、これどうしましょうか ? と問いかけたところ、少し皆んなで話したほうがいいのかもしれないということになり、私はメンターの仕事があったので参加できなかったが、関係者のスポット的な話し合いの後、以下のイシューが高野さんにより投稿されたようだった。
そして、昨日の #design のミーティングまで、私は、この話題を忘れてしまっていた。
この Noto Serif の質問は、システムフォント (WordPress のダッシュボード上で使われるフォント) 関係の話だと思っていたので、なんで Serif が必要なんだろうと思うぐらいで、あまり気になっていなかったのだった。それよりも、Block エディターそのもののこと、その周りの翻訳や実装されていない機能の方が気になっていた。
(第二回に続きます、第二回は、serif と sans-serif について)