2019、2作目は、どちらかというと私にとっては失敗例であるが、シータの特徴について考えるのには良いと思ったので仕上げてみた。失敗と言っても、なんとも不思議な色合いと雰囲気の写真 (意図的に出そうと思っても難しそうな写真) になった。つまり、これはこれで成功のような気もする (笑
360度の風景は、今日のような曇りの日でも空がとても明るい。-1.7で撮影でぎりぎりぐらい。-1.7まで落とすと、シャドウ側の質感を仕上げるのも難しくなる。シータで撮影していく場合、最初にクリアーしたい撮影条件と言えるだろう。
今日はカメラ内HDRで撮影したが、どうも上手くいってないと思うので、次は、自分で5~7枚のブラケット撮影 (露出) して制作したいと思う。
さて、以下にレシピというか手順を書いたが、この中の「編集用スティッチング」を明日、解説したいと思っている。
プロジェクションの変換は Flexify 2。Hugin の次にポピュラーなプログラムではないかと思う。無料ではなく54ドルで販売されている。Flexify 2 は単独では動かず、Adobe Photoshop のプラグインとして使う仕様になっている。有料なだけあって、私が使っている道具の中では使いやすいものの一つと言えるのかもしれない。使い方のこつについても、後々、書いていこうと思う。
- カメラ: RICOH THETA V
- 撮影: カメラ内HDR撮影 / 露出 -1.7
- 編集用スティッチング: Adobe Photoshop 2019
- 現像: Adobe Photoshop Camera Raw 11.1.0.112
- クロップ: Adobe Photoshop 2019
- プロジェクション変換: Flexify 2
- 投影法: Langrange plus
- レタッチ: HDR Efex Pro 2
- 出力調整: Adobe Photoshop 2019 + Camera Raw 11.1.0.112