写真展の作り方、会場との確認作業 (Artist in Residence と スターバックス リザーブ ロースタリー)

だいたいの展示プランもできて、招待状ポストカードのデザインもできたので、本格的に制作作業に入る前に会場の担当者と確認作業をしなくてはならない。画廊で展示する場合でも、展示プランができたら画廊の人と打ち合わせをするのが普通である。例えば、壁に作品を展示するだけでも、釘を使うのかワイヤーを使うのかなど画廊の指定があったりする。あとは、大きかったり重かったりする作品だと、持ち込めるのか、設置できるのか必ず事前に確認しなければならない。

招待状も、会場にデザインを見せて確認してもらう必要がある。間違えがあるかもしれないし、こんなビジュアルですと伝えておければ、先方も安心するだろう。

そして、今回の私の展示の場合、スターバックスの店舗での展示であるので、展示プランを事前に確認しておくのはマストと考えた。私が知らないルールやガイドラインなどがあるかもしれないし、私の展示の仕方は他の人々とはちょっと違うスタイルということもある。

スターバックスの担当は店長さん。実は今回の展示は店長さんから誘われたのですることにしたという経緯がある。いつも利用しているお店で展示できて嬉しいと伝えると、スターバックスでは、近所の人で、よくお店を利用している人限定で展示をしてもらっているとのことで、シンヤさんは理想の人だとのこと。

展示プランを伝えたら、とても良い感触だった。私、本当に常連ですからね。本当に常連が作品をその場所のために作ったら面白いと思います。いろいろと話した後、OKが出ないだろうなと思っているアイディアも伝えてみたら、大丈夫そうだった。技術的に難しいので、作るのに時間かかりそうなんだけど。

案内状には一箇所修正が入った。お店の正式名称は「スターバックスコーヒー」とのこと。そうなんだ! 確認してもらって良かった!

そして、店長さんからも伝えたいことがあった。

実は、私の前の展示の人が展示できなくなってしまったそうで、2月2日よりも前から展示してもらっても大丈夫ですとのこと。つまり、明日から制作に入り、完成したものから展示していくスタイルにしてもOKとのこと。あくまでもオープンは2月2日からだが、Work in Progress というか、Artist in Residence のような形で作っていけることに。これは常連の私にとっては理想的な作り方。

いやー、スタバで Artist in Residence することになるとは思わなかった。生きてると面白いことありますね。明日から展示しても良いと言われると、もう最初の作品を作りたくて作りたくてしょうがない (笑

それ以外にも、さらに店長さんから伝えたいことが。

スターバックス リザーブ ロースタリーという、スターバックスの新しいお店が中目黒と池尻の間にできる。地下2階地上5階のお店で、建築は隈研吾さんとのコラボレーションになるそう。私はいつオープンするのか知らなかったのだけれど、2月28日に一般にオープンするそうだ。それよりも前から関係者やプレスにはオープンされるそうで、私が展示を行う池尻2丁目店は、隣のお店にあたる上に、Neighborhood and Coffee であるので、国内外から視察に訪れる人々は、スターバックス リザーブ ロースタリーと Neighborhood and Coffee をセットで見にくることが予想されているそう。

昨年、父親の墓参りで山形にできた隈研吾さんのホテルに泊まったばかり

あら、ありがたい、なんとも知らないうちに、国内外から写真展を見にきてくれることになってました。なんとも引きが強い。ありがとうございます。

ということでみなさまも、スターバックス リザーブ ロースタリーとセットでお越しくださいませ。

P.S. 案内状を印刷所に入稿しました。

Compathy 2019

シンヤB写真展
2019年2月2日 (土) – 3月3日 (日)
08:00 – 23:00

Neighborhood and Coffee
スターバックスコーヒー池尻2丁目店
東京都 世田谷区 池尻2-27-7
池尻大橋駅 / 南口 (東急田園都市線) 徒歩4分
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この記事を書いた人

シンヤB

アーティスト、教育者、ドラマトゥルク。詳しくは、プロフィールをご覧ください。