WordPress の未来を担うバージョン 5.0、コードネーム グーテンベルクのリリースへ向けての作業が進んでいる。私がコントリビュートしている翻訳グループも作業を淡々と進めているところ。
おととい、翻訳済みの文章を校正・校閲をする会がオフライン・オンライン混在で行われた。
まだ開発中ということもあり、生々しくいろいろなことが変わっていく中、翻訳の精査を進めていくと、翻訳というより、そもそもの英語の文章がこれではNGというものが出てきた。
元の英語の修正をするには、最前線の Github へ行き、イシューを立てないとならない。
そういう案件がいくつか出てきたので、参加者で分け合い担当し、最前線でイシューを立てることになった。
僕は、Most Used と Common Blocks の言葉としての違いが分かりにくいので、Common Blocks の名称を変えたいというイシューを立てる担当になっていた、説明がやや難しいということもあったのだと思う。
Common Blocks のイシューを書いていると、メニューの構造が問題だということに気づいた。構造は、翻訳ではなく、デザインのイシューである。私は、日本の #design にも週一参加しているので、すでに馴染みがある事柄でもあった。
構造の問題に気づいてしまったので、もともとの問題にも触れつつ、構造の問題を指摘し、改善策を提案することになった。
僕の仕事を知っている人にはお馴染みの、ドラマツゥルク的な仕事である。
構造自体を変えるのは、翻訳とはまったく違うアプローチとなる。