意識と潜在意識の「途中」

(1行ブログ)

毎日のように書き始めるより前のことだが、自分がブログに書きたい事柄と、自分が読んでもらいたいと思っている事柄が違うことが、ブログが進まない要因のような気がしていた。

そして、書きたい事柄は書きやすいと感じ、読んでもらいたい内容は、書き辛いと感じていた。

写真、アート、ヨガ、カメラや教育のことを書いた方がいいのだろうと強く思うのだが。

自分としては、知っていることより、まだちょっとよく分からない、いま考えていることを書いておきたい気持ちがある。そして、これが私が書きたいことなのだ。

しかし、この「まだちょっと分からないこと」を読んでもらいたいのかと考えると、気分的にはなんだか不透明、もやもやしてくる。乱暴に言えば、どっちでもいいのだが、そんな、どっちでもいいようなものを読んでもらいたいのかと考えると、そうではない気持ちになる。

困ったことに、読んでもらいたいものを書こうとすると、途端に筆が重くなる。これも、どうしてそう感じるのか、まだ分からないのだが、大きい真っ白なキャンバスに絵を描いていくような感覚があるようで、とんでもないエネルギーが必要な気分になってくる。なぜだろうか、知っていることを書こうとしているのに。

その点、この1行ブログのスタイルは楽だ。知っていることと、まだちょっと分からないことの間に立って書いている感覚で、書きやすいのだ。午前中の20分で終わるのもいい。

これ、なんか、どこかで、と、いま思いついたのだが、それは、「瞑想(メディテーション)」だった。そうか、そいう感覚が、私の場合、書くときに必要なのか。

私にとっての瞑想とは、意識と潜在意識の「途中」にとどまろうとすること。

仕組みがわかれば、書こうとしている内容には左右されない気がしてきた。今日の午後、いろいろ書く予定でいるので、試してみょう。

もしかしたら、ここ3年ぐらいの謎が解けるかもしれない。うーん。1行ブログすごいな。

via PressSync

この記事を書いた人

シンヤB

アーティスト、教育者、ドラマトゥルク。詳しくは、プロフィールをご覧ください。