今日は火曜日で、アメリカの大学では、8:40から担当しているフレシュマンセセミナー(1年生のゼミ)がある。昨夜の会で、隣に座られたヒロシさんからも聞かれたが、アメリカの大学のゼミ(セミナー)は、ちょっと日本のそれとは違う気がする。大学にもよるのかもしれないが、集まりというよりは、授業という感じである。(うまく説明できていない, I will be revisiting this topic)
さて、今朝は時間がないと感じるので、写真を撮りに行かないで文章を書くことにした。昨日、キミさんとも、ポリーヌさんとも話したのだが、写真を撮影して文章を書くようになったら、翻訳作業が楽になってきた気がする。
そして、今日は文章を書きたいと思ったのはいくつかのことがある。(時間が気になるので、20分のタイマーをかけた、10分だけ書いて、大学に出かける、今日、写真を撮る時間を作れるのかわからない、日没は16:30、家に帰れるのは19:00、夜に撮影するべきか、帰ってきてから考えよう)
あと、8分書ける。
日曜日に、アメリカ人学生たちと写真美術館に行った。リサーチトリップという課題のためだ。各クラス、自分が履修しているクラスの課題に沿ったレポートを書かないとならないので、集中して見るために、3つの展示の中から1つを選んでもらうことにした。2以上の展示を見て2つ以上のレポートを書きたい人は、1つの展示を最低60分はオブザーブすることという条件をつけた。するとぜんいんが、とりあえず1つの展示だけを選び、ぜんいんが3階の「総合開館30周年記念 TOPコレクション トランスフィジカル」を選択した。推測するに、グループ展なので、レポートを書くための作品を見つけやすいと思ったようだ。一人だけ、後に、やはり2つみたいのでとチケットを購入することになったが、2つ目は、地下で開催していた「ペドロ・コスタ インナーヴィジョンズ」だった。誰も、「ルイジ・ギッリ 終わらない風景」を選ばなかった。ユリさんに申し訳ない気持ちになるが、誰も選ばなかったというのは、逆に考察に値すると思った。
私は、まず「トランスフィジカル」を見た。パスポート会員なのでなんど見ても料金はとられない。3回目ぐらい。面白いのが、図鑑的感覚から、この展示を見ると、どれもが表現になっていると感じられること。アートだと思いながら、これが多分、フィジカルに焦点を持ってきた結果なのだろうと思う。図録を買ったので、のちに考察する予定。
そして、「ルイジ・ギッリ 終わらない風景」を見た。見るのは2回目だ。図鑑的感覚から眺めると、目が喜ぶのがよくわかる。ルイジさんの世界観は、目が喜ぶ気持ちいい感覚に、だんだんと喜びはそのままにコンセプト(ルール)がクリアーになっていくさまが後半の構成へとうまく繋がっていく。これは、ユリさんのリサーチと構成能力によるのだろうと思い、こちらも図録を購入。読むのが楽しみだ。
昨夜、ポリーヌさんと一緒に帰ったのだが、電車の中で、ルイジ・ギッリ見た?と盛り上がったことを書きたいと思っていたら、執筆時間の10分が過ぎた。続きは、昼休みに書こうと思う。