2019/02/25 2019/03/07

RAW保存できる360度カメラのハイエンドモデル RICOH THETA Z1 実機レビュー

RICOH THETA Z1、RAW保存が可能なハイエンドモデルの発表記者会見が、2月25日の午後にありましたので参加してきました。実機にも触れたので、リコーさんから提供していただいた写真を交えて、世界最速 (弊社調べ) シンヤBのリアルなインプレションをお届けします。

RICOH THETA Z1
新しく開発されたレンズ
従来のレンズよりギョロっとした感じ

RICOH THETA Z1の画質が素晴らしく良い

RICOH THETA Z1
新旧のセンサー比較、だいぶ大きくなってます

大きいセンサーを採用したことでダイナミクレンジも向上し、レンズも一新され、素晴らしく画質がよくなりました。絞りも、F5.6が選べるようになり、それも画質向上に一役買っています。大きいセンサーを入れるために、レンズにつき1つだったプリズムが3つになったそうです。

つまり、1.0 型 裏面照射型CMOSが2枚とプリズムが6つカメラの中に入っています。従来のシータとは中身が全く違うモデル。

RICOH THETA Z1感度も上がり、ノイズも軽減

RICOH THETA Z1 と旅にいきたいですね

RICOH THETA Vより、1段ほど感度がよくなり、ノイズも軽減しています。ISO1600で撮影しても RICOH THETA V の ISO800と同等のノイズとなるそうです。記者会見では、星空の写真が何枚か参考として発表されました。

RICOH THETA Z1では、RAW保存が可能

RICOH THETA Z1 が少しだけ大きめなのが分かってもらえると思います

RICOH THETA Z1 では、ついにRAW保存ができることになりました (涙 リコー・シータは、カメラの中でスティッチングをしています。ということは、カメラの中でまずは現像しないとスティッチングができないという課題がありました。

RICOH THETA Z1 ではRAW保存し、MacBook Pro のようなPCに転送、Adobe Lightroom Classic/Lightroom/Photoshop で現像してから、リコーから提供される Adobe Lightroom Classic / Photoshop プラグインでスティッチングするワークフローです。追記:リコーのスティッチングのプラグインは、Adobe Lightroom Classic でしかうごかないとのこと (2019年3月6日)

RICOH THETA Z1は、三脚穴が金属に、有機パネル搭載で本体で設定の確認ができるように

金属の三脚穴、コネクターは USB-C

RICOH THETA Z1は、三脚穴が金属になりました。いままではプラッチックで割れたりする可能性があったので、これはプロには嬉しい仕様ですね。有機パネル搭載で設定が確認できるのも新しい試みです。このパネルを使った新しい体験が生み出されていくと思います。

RICOH THETA Z1 の有機パネル
RICOH THETA Z1 の有機パネル、撮影情報が表示される

RICOH THETA Z1、シンヤBのインプレション

実機を使ってみました。高級感があり、丈夫な印象を受けました。テスト撮影してみましたが、文句なしに画質はいままでのどのシータよりも良く、その上、解像度も感度も上り、ノイズも軽減、最高じゃないですか! これは用途がいままで以上に広がる理由になると思います。RAW保存もプロにとっては嬉しいニュースです。仕事で使う人にとってはありがたいですね。

通じるかどうか分かりませんが、GRのようなシータなんです。

どうやらいまのところ RAW保存のファイルを iPad や iPhone で処理することは考えられていないようなので、最近のトレンドを考えると、どうしたらいいんだろうというところ。RAW+JPEGで撮影して様子をみるしかないかもしれませんね。

皆さんもそうだと思いますが、最近のワークフローとしては RAW現像は iPad Pro か iPhone Xs Max での作業が多いです。Adobe Lightroom だけでなく、さらに今年 Adobe Photoshop も iOS とまったく同じになる予定ですので、RICOH THETA Z1 も iPad Pro でRAW 現像とプロジェクション変換できると嬉しいのですが。

配られていた資料によると、THETA+ アプリは印刷にも使うと書いてあるので、印刷用途の場合の THETA+ アプリとのバランスも考えていきたいところ。RICOH THETA Z1で撮影しRAW保存して THETA+ を印刷で使うとなると。

  1. RICOH THETA Z1 で撮影・RAW保存
  2. MacBook Proに転送し Adobe Lightroom Classic/Lightroom/Photoshop で現像
  3. Adobe Lightroom Classic / Photoshop プラグインのリコー・シータ・スティッチャーでスティッチング
  4. iPad Pro / iPhone Xs Max に Air Drop
  5. THETA+ アプリでプロジェクション変換 (例えばミラーボール)し保存
  6. MacBook Pro に Air Drop で変換ファイルをもどして Adobe Photoshop で印刷

というワークフローになってしまいます。

実売は117500円 (税別) ぐらいとのこと。正直言うと、98000円ぐらいが嬉しいですね。あと2万円は難しいのかもしれませが、10万円を超えると消耗品費として購入できないので、簡単に経費で購入できない現場的な問題とかでてきそうです。

しかし、ここまで画質が良い THETA が生まれるなんて。嬉しいです。5年の時間の流れをふりかえりつつ、感傷的になっています (涙

RICOH THETA Z1が、どんな世界を作っていくのか楽しみです。さらなる情報が入ったら、ワタシガミルモノでも紹介していきます。お楽しみに!

最後に、最近の私の RICOH THETA V の写真を入れておきます。

On The Bridge, Study #1, 2019 by Shinya B

リコーのみなさん、おめでとうございます。そして、おつかれさまです。

-- PR --
シンヤBも登壇 ワードプレス公式カンファレンス 参加費無料
WordCamp Haneda 2019 - 4月20日(土)、4月21日(日) 大田区産業プラザPiOにて開催
シンヤB
アーティスト、教育者、ドラマトゥルク。詳しくは、プロフィールをご覧ください。